質問力&アドリブ力のトレーニングツール「コーチングダイス®」がリリースされて約半年。約50名のプラクティショナーが誕生しています。
「みんな一体どんな形で練習をして、どんな効果を感じているかな?ということで、プラクティショナーの皆さんにアンケートをとってみました。
コーチングダイスは、コーチの基礎的な「筋力」を鍛えるためのトレーニングツール!ということで、「ダイスを使っていない時のコーチングにはどんな影響があった?」も訊いています。
※個人情報の保護や情報のヌケモレ・重複を避けるために、文言を省略、置き換えなどしています。
どんな使い方をしているか
1対1でのコーチ筋トレーニング
「SNSなどで声掛けをして、30人くらいに練習させてもらっている。セルフコーチングで使うこともある。」
(ファイなしゃるプランナー。コーチング初学者)
「過去にセッションを受けてくれた方やコーチングの仲間に声をかけて『私の可能性を伸ばすのに付き合ってください』とお願いして練習をした。あとダイスを持っていると、コーチングを知らない人から「これなに?」と聞かれることがあったので、その場で披露してキャッキャ言いながらやってました。ダイスやルールが場を作ってくれるので長い前置きが必要なくて、一気に「対話」に入れた。」
(兼業コーチ)
「友達に10分や30分で受けてもらったり、プラクティショナーコミュニティーで15分ずつ相互練習している。」
(プロコーチ)
仕事のツールとしても使っている
「学生とコロコロ転がしながら、就活の話をしてみた。自分で振ってもらったから、こちらから変な質問された感がなくラポール
信頼関係)を築きやすい!転がすゲーム感もいいし。自問自答効果で内省深まる的な感じで、価値を感じている。」
(キャリカウンセラー。コーチング初学者)
「お金の相談に乗るサービスの一環として、ダイスコーチングを提供している。不安な方も多いし、お金以外にもその人にとっての大事な要素があるはずだから、どんな方にもコーチングセッションを受けてほしいって思う。」
(ファイナンシャルプランナー。コーチング初学者)
「セラピー/ヒーリング関係のイベントに、ダイスコーチングで出店してみた。」
(カウンセラー/公認心理師)
「クライアントさんとのアイスブレイクや、セッションで行き詰ったときに時々使っている。クライアントさんもおもしろがってくれるし、展開がおもしろい。」
(プロコーチ)
セルフコーチング
「セルフコーチングでの威力バツグンです。プラス、メンタル落ちたとき(これまではウォーキングがベストでした)の簡単回復術の1つになりました。冬ですと早朝ウォーキングよりダイスかなと。」
(医療機関勤務。コーチング初学者)
「最近、『いい人なんだけど、困った癖のある人と付き合う方法』で悩んでいる時、ダイスのおかげで、でも『いい人』を捨てて、付き合いを浅くする決断ができたことがありました。」
(音楽講師。コーチング初学者)
その他の使い方
「コーチング歴12年、なんど妻にコーチングをしようとしても、一切拒否されていました。でも、ダイスを使ったらコーチングをうけてくれました!はじめて妻が自己探索をはじめて、気づきもあったようです」
(プロコーチ。コーチングスクール講師)
「いつも割と普通に使ってる。練習というよりも、仲間や家族に『短時間でコーチングっぽいコト』をするために使っている。」(WEBコンサルタント。コーチング初学者)
「娘に振ってコーチングしてもらったりもしています。質問の意図を知っていても、質問が棒読みでも、質問されることで得られることの大きさを実感しています。」
(ストレングスコーチ)
「練習としては、独りでダイス振って、出てきた項目の質問を考えるってことをやってます。」
(コーチ/コンサルタント)
「chatGPTをクライアントに見立て、ダイスを使ったコーチング練習をしています。」
(会社員)
コーチング力の向上/「ダイスを使わない」コーチングやコミュニケーションへの影響
コーチング力の向上
「ダイスなしのコーチングで、すごくラクになった感覚があってビックリでした!
クライアントさんとコミュニケーションを進める中で、自分がいなくなったように感じる瞬間があり、私自身もすごくリラックスしていたと思います。
その後も、クライアントさんの内省が自然に進んでいくという体験になりました。」
(プロコーチ)
「ソリューションフォーカスの考え方が、どんなテーマにでも対応できるので自信に繋がった。ネガティブな内容でも、経営者相手のセッションでも、原理がシンプルなので、『落ち着いて対峙できる自分』を保てることが大きい。」
(兼業コーチ)
自信、落ち着き、クライアントさんへの信頼
「相手に対する絶対的信頼感が増した。どうにかしなきゃというよりも、流れに任せておけば自然と答えは導かれるだろうというように構えておける感じが増した。」
(カウンセラー/公認心理師)
「意図と違う回答が返ってきても焦らなくなった。『クライアントはそれが話したいのか』と思えるようになった。」
(会社員)
「コーチングダイスのおかげで、頑張らなくてよくなった。『何とかしてあげなきゃ、導かなきゃ』というのはいらないんだなって。クライアントさんが気づいて動いていく、相手から自然に答えが出てくるっていう、安心感をもってセッションできるようになってきた。あれこれ考えずに聞けるようになって、無理がなくなった。」
(プロコーチ)
傾聴できるようになった。
「ダイスの練習を通して、実生活でもかなり傾聴できるようになったと感じてます。自分が導かなくても、クライアントが必ず答えを持ってると信じて、サイコロに展開を任し、ひたすら傾聴するという練習の成果だと思ってます。」
(ファイナンシャルプランナー。コーチング初学者)
「子ども相手にはダイスを使わないけど、コーチング的アプローチは使っている。親子って、どうしてもティーチングになりがちなんだけども、『あ、そうじゃない』って思うようになれたのは大きいです。ほんとはどうしたい?て聞かれても、子どもはほとんど、うーんわからなーいてケースも多いけど、それでも、『まず、どう思うか聞く』っていう姿勢が身につきました。」
(シングルマザー。コーチング初学者)
効果的に質問できるようになった
「ダイスの目に当てはめると、どの目を自分は繰り出そうとしているか考えるようになり、質問の意図が明確になった。意図が明確なので、質問が意図と違う形でクライアントに解釈されることが少なくなった。」
(兼業コーチ)
幅が広がる。引き出しが増える。
「『私だったら選ばなかった方の展開』を安心して実験できる、『選ばないかったはずの展開の可能性』を安全に知れることで自分の引き出しが広がる、“自分の癖”を自覚する機会になりました。」
(会社員)
「ミライって、『聞いてもボヤッとしてて分からないから相談してるんじゃん!』みたいな前提が私の中にあって、ミライについての質問てあまりしてこなかったけど、とりあえず聞いてみたら『答えあるんじゃん!』みたいなことも起こる(笑)上手くいくと、自分で認識してる能力、価値観がミライからの視点で言語化される。」
(キャリアカウンセラー。コーチング初学者)
「私は他人を登場させる質問をあまりしないという癖もわかったので必要なタイミングで『人』を絡めた質問をするようになっと思います。わざわざそうしようとしているということではなく、引き出しが増えた感覚です。」
(プロコーチ)
ソリューションフォーカスが身についた
「日常の中で“悶々とした会話”を耳にしたとき、ソリューションフォーカスで考えるとどう展開できるのかを咄嗟に考えるようになった。筋力が付いたということだと思う。」
「ダイスが自分の命綱として機能してくれているのはもちろんなのですが、ソリューションフォーカスとの出会いが私のセッションを広げてくれた感じがします。」
(会社員)
「スケーリングが使える。多用するようになった。」
(音楽講師)
ダイスコーチングの効果・利点
使いやすい!
「(コーチングが初めての人にコーチングするときに)敷居が低いというか、受け入れやすいというかそんな感覚はありますね。」
(コーチ/コンサルタント)
「コーチングまったく初めての人からプロまで、コーチングのレベルに関係なくみんなで練習できる。どんなレベル感にも対応できると言う意味でスゴイ🤩」
(プロコーチ/ファシリテーター)
コーチングが楽になる
「ダイスが質問を聞いてくれるので、コーチとしてはクライアントの話に集中することができるということですね。
ダイスなかったら、次どんな質問して、どんな展開にしようって考えてしまって、結局話に集中できないと思う。自分だけではしないような質問や展開になっても、ダイスのせいにできるのもいいところ。」
(兼業コーチ)
「コントロールできないからこそ、『違う方向で質問してもなんとかなる。むしろうまく行く』とか気づきがある。」
(心理職/公認心理師)
新しい経験・実験
「自分の中の慣れ親しんだ流れとか、得意な質問、抵抗のある質問があったけど、ダイスで仕方なく(笑)あまり使っていな質問を使ってみたら、意外と効果的に使える経験があった。そういう新たな発見、経験を経て、これまで使ってこなかった質問を使うようになった。」
(研修講師/コーチング初学者)
「ボーリングの『ガダー防止柵』のイメージ。クライアントの話を聴きながら『次は望む未来を聞きたい』と私が思っていても、それを聞くかどうかはダイスが決めること。ダイスが違う目を出したときは、ガター防止柵にぶつかったボールみたいに『ぼよよーん』と跳ね返された感じです(笑)」
(兼業コーチ)
自分の癖に気づいた
「練習の最中に、ついつい質問が思い浮かんでしまって、それも自分の傾向を知る学びになってます!やっぱり「コーチの思考癖」みたいなのもあるなーと。」
(プロコーチ)
「自分の使いがちなカテゴリーの質問に気づいた。カウンセリング的な手法から始めていたからか、未来の質問が少なかったり、スモールステップも何をするかの確認ぐらいしかできていなかった。」
(キャリアカウンセラー)
クライアントの自己解決能力を実感
「ダイスが出す質問をしていくと、クライアントが自ら答えを見つけていく変化を感じることができる。時に奇想天外な質問になって、コーチもクライアントも思いもよらない答えが出てくることもある。そういう時の方が、実は心が求めてた真相なのかも、とクライアントから言われることもある。」
(兼業コーチ)
「どんな質問がきてもクライアントは答えてくれるということが分かった。コーチとしては今は別のことを聞きたいという場面があっても、一見バラバラなダイスの質問からきちんと答えに向かうんだと分かった。」
(カウンセラー/公認心理師)
クライアントへの教育的な効果も
「オンラインサロンのメンバーさんにダイスを使ってセッションをしてみたところ、皆さんが①「自分の中に答えがある」ということがだんだんわかってきてらっしゃるのと、②「対話が大事」と気がつく機会にもなっていて、有難い限りです
オンラインサロンは、日々のブログで私を知って、生き方を変えていきたいと思っていらっしゃる方々が集まっているのですが、コーチングについては「聞いたことはあるけれど・・・よくわからない」という方が大半。その方々が「知りたい!」という状態から、「自分で見つける」スタンスへと転換するきっかけになりました。
ダイスがなけば、この機会は生まれなかったので、いろんな方にコーチングの良さを伝えられることにもなり、本当に嬉しいです(私自身がわかっていなかったな〜〜とも思っています) 」
(プロコーチ/オンラインサロン運営)
その他コメント
「『ハプニングの中に眠る可能性、死なない範囲での実験、大けがしないから遠征できる』みたいな標語が頭の片隅にあって、以前よりもチャレンジングになった気がする。」
(兼業コーチ)
「カードでこれまで馴染みのない質問を知れることも大きかった」
(研修講師/コーチング初学者)