そんなわけで、デジタルデトックス終了しました!
しばらくご連絡できなかった方、申し訳ありません!
4泊5日って感じかな。
あ、別に温泉に行ったりタイに行ったりしたわけではなく、
家にいたんですけれども。
(あ、でもスーパー銭湯的な温泉には連れて行ってもらいました!)
ゆっくりして、十分寝て、毎日6キロ以上は歩き、
インサイトマップその他のセルフワークをし、
いろんなことに思いを馳せ、
じっくり本を読み返しました。
ええっと・・・とりあえず携帯依存症ではなさそうです(笑)
仕事関連で、まあ必需品ではあるけれど、
オフラインになっても寂しくはない。
あとは・・・ぐっすり眠りました。
別に、今まで、
眠れない感があったわけじゃないんだけど、
目覚めの「よく寝た!!」感が違う!
多分、寝る直前まで仕事してて頭がざわざわしてるとか、
ブルーライトとかも関係するのかなぁなんて思って。
ここのところ、せわしない毎日で、
お正月とかも含め、
ずっとオンラインで仕事やらのことが頭にあって、
しっかり、頭をとめられてなかったんだなぁと。
そういうものが、ちりも積もれば山となりで、
意外と頭のメモリを占領して、
パフォーマンスを落としてた見たいだなぁと。
そんなわけで、
しっかり、完全に止まるって大切ですね。
これからは半日でも一日でも、
今日は休むぞって決めたら、
きちんと電源切って、オフラインにしちゃおう。
やっぱり、10時以降はパソコン・携帯さわらないとか、
そういうマイルール決めよう~。
■■■
そして・・・
大切な本を、読み返しました。
新しい本も一冊。
書評・・・というレベルじゃないですね。
僕の感想。
読み返したのから行くと、
■ヴィクトル・フランクル「それでも人生にイエスという」
今までの人生で唯一、
「作者も知らないのに、なぜか本棚で後光がさして見えた」本。
僕がいっちばん苦しくって、
生きる意味がわかんないときに、
なんか、本屋さんで、ここだけぼやっと光ってる感じで、
別の日に行っても、やっぱり売れ残ってて、
じゃあ、と思って買った本。
で、読んで、
ガツン!
頭を殴られたような衝撃を受けた本。
大切な人に、
「別に、すぐ読まなくてもいいから、
本当に、大変なことになったときのために、
手元に置いておいてね」って、
プレゼントしたい本。
今回読み返して、
やっぱり、読むたびに、
毎回響くところもあるし、
新しく感じることもあるね。
今回は・・・
もっと、苦労や苦悩を避けようとせず、
もっと勇気を持って、
進んで行こうって思いました。
■山田ズーニー「大人の小論文教室I・II」
僕がこれまたほんとに大変だったときに、
友人が進めてくれた「ほぼ日:イトイ新聞」の
コラムを本にしたもの。
ズーニーさんは、
書くということを切り口に、
自分と向き合う、自分を表現するということに向き合う、
多分、日本で一番の人だと思う。
たとえばこんなコラム。
「独占欲ってなんですか?」
https://www.1101.com/essay/2000-12-06.html
これはもう、何度も読み返した(笑)
ちょうどほぼ日で読み始めたときは、
チリにいたので、
もう目をシバシバさせながら、
一生懸命にネットで見てた。
改めて、よかった。
なんかさ、
毎回ぐっと来て、熱い気持ちになって、
そして、目が潤むんだよね。
熱い心と愛が、こう、ぐっと来る。
僕自身の、
社会人の最初のころ、
起業したころ、
そういうときの気持ちが、
呼び起こされるのもあるんだろうけど。
おとなの小論文教室は、
三冊目が出てるみたいだから、
また買おうと思いました。
僕は、1巻目が今のところ、特に大好きなんだけど。
うーんと・・・
僕が言うのもなんだけど、
下手なコーチング受けるよりも、
この本をじっくり読みながら、
考えたほうがいいんじゃない?ってぐらい(笑)。
いつか、この人と仕事できたら、
本当に幸せだなぁ。
■神林長平「だれの息子でもない」
長平さん大好き。
雪風も、膚の下のシリーズも、いろいろと。
ただ・・・まあ好き嫌いはあるよね。
「誰の息子でもない」は、
いろいろユーモアが詰まってて、おもしろい。
後は結構、権力とか、
そういうものに関する考察も盛り込まれてて、
ちょっと社会的な色合いも強くて、
すこし、変わったかな?という感じでもあります。
楽しみました~♪
■新しく読んだのは、筒井康隆「モナドの領域」
いやー、やっぱりこの人、すごい!
や、安易に人を天才とか言いたくないし、
いろんな苦労や努力の末だとは知りつつも、
この人天才だ・・・と思わずにはいられない。
ネタバレになるので、詳細はいえないけれど、
筒井さんおなじみの、あれをしつつ、
でもまったく、古びてないというか、
新しい切り口というか。。。。
ガスパールの実験的・野心的な感じともちがい、
なんというか・・・円熟味というか老練というか・・・
さすがです。
筒井康隆は大好きで、
断筆以前の作品は、8割がたは読んだと思う。
で、執筆再開以降の作品は、
2つほど読んで、
どうもぴんと来なかったので読んでなかったけど、
これは、読まないと!
まずは聖跡からかな?
まあ、もう俺はもう、ファンになっちゃってるので、
すごいすごいって言っても、
もうちょっと、信憑性ないんだけど(笑)
最近また、少しリバイバルしてるらしいですね。
「パプリカ」も「時かけ」も映画になったし、
「旅のラゴス」も、「残像に口紅を」も、平積みされたりしてますね。
嬉しいなぁ。
そんなこんなで、
幸せな読書生活でした。
他にも、
ルグヴィン「ゲド戦記」とか、
エンデ「はてしない物語」「モモ」とか、
夢枕「上弦の月を食べる獅子」とか、
トゥルンパ「シャンバラ」、
ウィルバー「万物の理論」「無境界」とか、
中村天風とか、クリシュナムルティとか、
「無師独悟」とか、
じっくり読み返したい本は色々あるけれど、
時間の都合上、さすがにすべては読めない・・・
(あと、いくつか見つからない本が・・・涙)