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14日間。そして、

四国出張から帰宅しました。

この14日間、怒涛の止まりこみラッシュでした。

 

4日間のアセアン・日本ユースリーダーズサミット、

栃木でのチームビルディング研修

 

香川での、セラピスト・ボディーワーカー向けワークショップ講座

そして愛媛にて2ヶ所でのチームビルディング研修。

 

 

家で寝たのはたった二晩でした。

さすがに、体力的にはきつかったです。

 

 

でも、とてもとても、素敵な時間を過ごしました。

ユースリーダーズサミットでは、世界中の若者と議論し、

久しぶりに、一参加者として学生さんたちと関わって、

真面目話からエロ話まで、正に等身大ですごし、

アウトプットにとらわれず自然に楽しむって言う感覚を取り戻した感じでした。

(おかげでその後の研修も今まで以上にさらに楽しい時間になりました)

 

 

香川では、もう、本当になんともいえないおいしさの、讃岐うどんに舌鼓をうち、

キネシオロジーとコーチングの類似点や相補点についてマニアックな話をして

 

人の前進を支援する関わりについて話し合ったり

ちょっと実際に施術を受けさせてもらったりしました。

 

 

セラピストさんたちが、酒の席ですら、

患者さん1人ひとりのことを、全身全霊で想い気遣う姿に、

心をうたれました。

 

若者向けのチームビルディング講座、

毎回ぜんぜん違うメンバーと、ぜんぜん違う展開。

全力で、想いを伝えたり、時には距離を取ってみたり。

本当に素直で、真っ直ぐな人たちで、

僕の心が、洗われる体験でした。

 

 

・・・最後の愛媛は、ちょっと想定外の出来事がいくつかおきて、

少しチャレンジングな感覚がありました。

だけど、サポートでは行ってくれたコーチ仲間が素晴らしくて、

運営面でも、精神面でも、本当に、助けてくれました。

僕とは違う観点で、次の進め方を考えてくれたり、

とにかく、僕の目標やリソースを引き出してくれたり、

そして何よりも参加者さんに、本気で関わってくれた。

 

 

笑顔で、OKメッセージで、意見の共有を促進することで、

少しリードが強い僕と、参加者さんたちをつないでくれました。

研修後の振り返りも、一人でやるよりももっと効果的。

 

 

仲間がいるって、本当に心強い。

なんてありがたいことなんだろう。

・・・・・

 

 

そして最後に、こんなことを思いました。

講師としての僕達の仕事って、

教える事だって必要かもしれないし、

後押しすることだって必要かもしれないし、

勇気付けることだって必要かもしれないし。

 

 

そうなんだけど、そうかもしれないけど、

もしかしたら、やっぱり原点に戻ると、

引き出すってことが大切なんだなぁと。

 

いやいや、引き出すなんてもんでもない。

 

ただ、気づいたり、共有したり、描いたりする時間と空間を設定するだけ。

もしかしたら、それすらやりすぎで、

 

「許可だし」・・・というか、「言い訳を与える」・・・というか。

 

ぐらいで、充分なのかもしれないなぁ、なんて思いました。

 

「許可だし」と言うと、何と言うか、少し上から目線っぽくて、やな表現なんだけど、

good excuseを提供することが、大切なんじゃないかと。

 

 

ただ、「やっていいんだよ」、って言うことを伝える。

そんなことが、もしかしたら一番大切なことなのかもなと思いました。

 

 

みんな、ほんとうは、力を発揮したくて、

みんな、ほんとうは、もっともっとぶつかり合いたくて、

みんな、ほんとうは、全力で挑戦したくて、

みんな、ほんとうは、ハイタッチやハグがしたくって、

みんな、ほんとうは、学び、成長したくて

みんな、ほんとうは、気持ちを伝えたくて、

みんな、ほんとうは、もっとつながりたくて、

みんな、ほんとうは、大きな夢を描き、語りたくて。

 

だけど、

 

「空気を読む」と言うような、

なんともつかみどころのない要求が頭に入っていて、

力を発揮することをためらったり、

気持ちを伝えることをためらったり、

本気になることが、少し恥ずかしかったり。

 

 

だから、講師って言う立場から、

インストラクションのフリをして、

ハグをしてもらったり、

本気になるって大切だと思うって伝えたり。

時には、怖がらなくていいんだよって伝えたり。

 

 

そうして、お互いにどこまで踏み出していいかためらっている人たちが、

「講師が言うんだから、仕方ないよね、本気になろう」

 

と言うことにしてもらって、

後は本人が、ほんとうに望んだとおりの、

表現や、挑戦や、ぶつかり合いや、学びを、してもらう。

 

 

そんな、言い訳作りって、

実は講師の、本質的な仕事なのかもなぁって思いました。

 

 

ただ単に、本人たちが、実はやりたいと思っている、

挑戦やコミュニケーションをする、言い訳作り。

そして後は、ただひたすら、感心したり、整理したり、一緒に喜んだり。

 

 

そうやって、一緒に成長していく仕事。

僕だって随分、仕事を言い訳に、

挑戦や成長をさせてもらってるんだもん。

 

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・・・そして最近、研修やコーチングが終わるたびに、

心のそこから、とてもすがすがしい満足感を感じています。

今日も、良くやったなって。

今日も、素敵な出会いがあったなって。

今日も、時間が過ぎるのが、早かったな、楽しかったなって。

今日も、全力を出したなって。

今日も、自分なりにチャレンジしたなって。

今日も、喜んでもらえたなって。

 

本当に、この仕事、好きだなぁって。

 

 

まだまだ道はこれからだけど、

むしろスタート地点に立ったばかりだけど、

ここまでたどり着いた自分を、

少しは褒めてあげたいなぁとも思います。

 

 

ほんとうに、ありがとう。

いろんなことに、いろんなひとに、いろんな出来事に。

 

過去も、未来も、今この瞬間も。

 

あなた達の、おかげです。

そしてあなた達の幸せを、祈っています。

ありがとう。

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