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【復興支援】福島・飯館トリアージ報告①

先週、チームフローのコーチ仲間と、

南相馬・飯館に行ってきました。


5月8日の夜に東京を出て、福島泊。

9日に南相馬について、飯館で作業。

10日も朝から作業して、東京に戻る。

2泊2日間と言う感じの行程でした。



作業はトリアージ。生まれて初めて、防護服を着ました。

20キロ圏内に近い計画避難地域にも踏み込むため、

被爆リスクもあるとのことで、

ちょっとおっかなびっくりで行ったのですが、


そして実際に現地に行ってみたら、

なんともいえない辛い気持ちを味わう事もあったのですが、


それでも、終わってみて、


行ってよかった。

絶対、また行こう。


そう思いました。


やってきたトリアージと言うのは、

紛争地域などでも行われる作業で、

WIKIPEDIAによると、

「人材・資源の制約の著しい災害医療において、

最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、

治療の優先度を決定すること。 」

・・・まあ緊急の御用聞き、みたいなもんでしょうか。

現地のお宅の一件一件を回り、

体調や物資、精神状態などについてヒアリングし、

必要があれば物資を提供したり、

病院に連絡したり、

メンタルケアをしたり・・・・


そんな仕事です。




現地の医師のコーディネーションをしようと震災後に駆けつけた

アースデイ奄美の三浦さんが、

武田さんと一緒に、

たった2人で、こつこつと広大な範囲を回りつづけていました。


三浦さんは、日本にエコビレッジを持ち込んだ人らしく、

武田さんは沖縄空手の先生。

いろんな人が集まるもんです。


福島、ちょっと遅い春でした。

きれいな場所でした。


色とりどりな山、

澄んだ、青い空。

どこかで聞こえるウグイスの鳴き声、

チョウチョ。

かわいく咲いた水仙、

大きな水芭蕉。






国際機関で働く、夢をかなえたい20代のために・・・・コーチ・西田博明(株式会社おもしろい研修)のブログ

東山魁夷の絵に出てきそうな光景だね、

なんて言っている人もいました。




 

南相馬の町は、普通にコンビニに水が売っていました。

建物にも、目立った被害はない感じ。





飯館。計画避難地域。


既に避難しているらしく、無人の家もありましたが、

牛のセリを控えているらしく、

そのときのために戻ってきた人も。



そんな中、一つ一つの集落ごとに、

家を回っていきました。



いかにも田舎。といった感じののどかな風景で、

曇りガラスのドアを開けると、

すぐ目の前に居間があって、

コタツが置いてあって、

おばあちゃんやおじいちゃんが、

マスクもつけずに、

お茶を飲んだり、テレビをみたり、おやつを食べたり。


そんな中に、


防護服に長靴をテーピングし
防護マスクで入っていく自分たちの姿は、

滑稽でもあり、悲しくもありました。

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