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moving forward

コーチングが凄く大切にする要素。
目標と、最初の一歩。

 

アレクサンダーテクニーク の人から聞いて、
なるほど、と思ったんだけど、
魚が泳ぐ方向は、前。

 

後ろに下がる魚って、ほとんどいない。
両生類のカエルは、前に飛ぶ。
後ろ跳びのカエル・・・・ちょっと怖い。

 

爬虫類も、後ろに下がることって、ない。
とかげも後ずさりしないし、
蛇も、前に進む。

 

ネズミ、前に進むなぁ。窮鼠猫をかむ。

 

ゴリラも・・・・ホントに危ない時に、
後ずさりするぐらいかな。

 

僕達脊椎動物は、
眼のついている方向に動くということが、
かなり基本的な設計らしい。

 

どうやらこんなにスピーディーに後ろに下がれる生き物は、
人間だけらしい。

 

・・・・と言うことは、やっぱり、過去を反省したり、
成功体験を活かしたりできるのって、人間ならではの力だな。

 

だけどやっぱり人間も、
前に進むのが、基本のようだ。
例えば、直立する。
ただぼおっと突っ立て見る。

 

その時に、誰かに軽く推してもらうと、簡単にバランスを崩す。
見てくれも、あんまりよくない。

 

直立して、心を前に向けてみる。
そうすると、体が安定して、ちょっと押されても、大丈夫。

 

不思議なことに、後ろから押されても、大丈夫だったりする。
そして、男前に見える。

 

直立して、後ろに心を向けてみる。
これも、難しい。
どうやら、心を前に向けると、体は全ての方向からの力に対して、安定するらしい。

 

前に向かう。そのときは、前に心を向けるといい。
後ろに進む時。この時も、実は、前に心を向けたほうが、安定する。
後ろに行く時、後ろに心を向けると、かえってバランスが崩れる。
僕達人間は、心を前に向けると、体も強くなる。

 

そして過去の後悔も反省も、
成功体験の活用も、やっぱり、前に進むためにある。

 

なりたい姿があるからこそ、反省できる。
次もうまくいくと思えるから、成功体験は嬉しい。

 

どこまで到達したかではなく、一歩、前に進む。
ほんの少しずつ、たゆまず、前に進む。

 

そうやって僕たちは生きてきたし、
これからもずっと、歩いていくんだろう。

どんな過去があろうと、
今どれくらいの苦しみを背負っていようと、
この先に、どんな恐れを持とうと、

 

あなたは、生きている。

 

前に向かって、歩いている。

 

そしてその道は、どこかにつながっている。

せっかくの旅路だから、時には一緒に、歩こう。

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