10月23・24と、ついにボディワーク+コーチング ワークショップでした!
タイトルは、「coaching in motion」
コーチング+サーフィンのピーターと
フェルデンクライス+コーチングのジョンと、
東洋ボディワークや武道+コーチングの僕と。
参加者も、コーチで、ヨガを長年してる人とか、
体育の先生で合気道を長年している人とか。
濃い面々。。
前日に、ピーター+ステファニー+ジョンと僕で夕食を食べて、
色々とおしゃべりをして、
でも結局、詳しいプログラムは決めずに、
当日ぶっつけ本番でやることになった。
ゴールについては、少し話し合ったかな。
フェルデンクライス的には、「学びのスペースを提供する」
東洋的には、「天地と一体となる?」とか
ピーター的には、なんだろう、とか。
当日、
1日目は14:00~18:00
2日目は10:00~16:00
本当は3日間セミナーの予定だったんだけど、
休暇と重なって人が集まらず、規模を少し縮小。
まずはピーターが口火を切って、
挨拶とか、お互いのこのワークショップへの期待をシェアする。
コーチトレーニングに使えそうなネタを15個見つけたいとか、
ボディワークとSFを統合してみたい(僕)とか
とにかくオープンでいて楽しみたいとか。
僕は、とにかく肯定的関心を保っていようって思う。
分析じゃなく、批評じゃなく、管理じゃなく、
肯定的関心をもって、自分の体や、心や、人と関わりたいなと。
さぁ、何をしようか?と言うことで、
まずは僕から、「心と体のマッピング」をリードしてみる。
やっぱり現状認識と目標設定があると、
その後の時間が有意義になりやすそうだしね。
ピークの合宿で体験したもので、
スケールウォークを2軸にして、マトリクスにしたやつ。
部屋のなかをグラフにして、横軸を体の状態、縦軸を心の状態にして、
動きまわりながら、今の心の状態と、体の状態を現す場所を、探していく。
そして、今いる場所から、一ポイント分高める方向に、
心か身体を動かしてみて、どんな感じがするかを感じてみる。
結構おもしろいらしく、2人でシェアをしたら話が止まらない。
1人で動き回っている人もいるし・・・
シェアリングの途中、
「自分の場合、心を一ポイントあげることのほうが、体よりも楽に感じる」
ということに対して、ジョンがおもしろい意見を。
「進む動きの質が(身体の使い方が)、
スケール上の動き方や考え方に影響を与えているかもしれない」
とのこと。ここからフェルデンクライス空間に。。。
まずは僕を実験台に。
さっきのマトリクスの上に立って、
右に進む動きや左に進む動きをやってみる。
僕の体は、左に傾く傾向があるらしく、
右に進むということにやや困難を感じているらしい。
確かに右に進むと、体が少し重くなる。
そうすると、マトリクス上を右に進むこと
(今回の場合は、体軸を1ポイントあがる事)は、
やりにくいことだと認知されてしまう訳だ。
頭を少し動かす、かたむけるなど、
フェルデンクライス式に、動きに対する気付きを深めていく・・・
ちょっとした小さな動きなんだけど、
体と脳が混乱して、たっていることが難しくなったり。不思議な体験だった。
その後動いてみると、右と左への動きが同じ位ラクになる。
だけど、もう一度マトリクスを想定してみると、少し右への動きが重くなるんだな・・・・
今回はそれ以上深く入らなかったんだけど、それもおもしろかった。
その後、全員でフェルデンクライスのグループセッションに入る。
たって、足の裏を感じて、右左に動いてみて、
頭をかたむけて・・・
そうやって、気付きを深めてから、マトリクス上を歩いてみると、
またこれが、ぜんぜん違うわけだ!!
位置を変えるたびに、体感覚や感情が、物凄く鮮明に浮き上がってくる!!
他の参加者も、「体に聞く感じがわかった」とか、
このセッション自体がポイントをあげる助けになったとか、
色々と変化や気付きがあったらしく、楽しそうにしている。
確かに、身体の癖が、マトリクスに影響する可能性も有る。
それを避けたければ、踏み出す感じではなく、
一歩進んでみて、静止して、感じてみればいいかもしれないという議論。
(そこに身体の癖が現れ、影響を与えていること自体に、
意味があるという考え方もできる)
もう一度僕がリードさせてもらう。
筋チェック的なワークとか
相手の心と身体をリードすることについてとか、
問題に集中した時と、その先へ心を向けたときの、身体の状態とか。
武道的な事にも話が及ぶ。
色々と体感して、
思考も刺激されたらしく、
かなり深い議論になる。
コーチングと洗脳の違いとか、
エネルギーは意図に従うって言うことについてとか、
インスーもセッション前は身体を動かしてたなぁとか。
先日のライブコーチング・デイズとも絡めながら、
話を展開していく。
そういえば、ソリューションフォーカスをやり始めたばかりの人って
ソリューション・フォースト(SF視点の押し付け)になるよね、
これって、体で表現すると、こういうことだよね。とか。
日本語では、問題にぶつかった時に、
「壁」と言う言葉を使うことも、おもしろかったらしい。
とても印象に残ったのは、
「we do not try to convince client,
but we are convinced that client is already moving forward,
this is totally different thing」
私たちは、クライアントを納得・説得しようとするんじゃなくて、
クライアントがすでに前進していることを、
コーチ自身が納得して(思い込んで)いる。
これは、全く違う事」
と言う言葉だった。
なんというか・・・
人生の青写真じゃないけど、
結局人生で何を求めているか、
どんな生き様をしているか、なんだろうなぁ。
そんなことをしている間に、時間が来て、
ジョンも一緒にピーター家に来て、
ワインとフォンデュを楽しんで、
娘さんの事とか、
色々おしゃべりしながら、夜が更けていった。
(フォンデュ、スイスではパンでのみ行うらしい。やさいもソーセージもしない。
そして温度は低目というか、舌をやけどしない暖かさ。
こっちの蒸留酒に、パンを浸してフォンデュすると絶品!!!)
こっちの、ソリューショニストたちとのかかわり・ふれあいに関しては、
また別の記事で書きます~