誕生日が、近い。
そして仕事的にも、ちょうど間ができている。
なんだか、今自分は、何かが変わる前の、エアポケットにいるような感じがする。
そんなお話。
■僕が尊敬するコーチが、
「変化、転機においては、
何が始まろうとしているかばかり眼を向けるのではなく、
何が終わったのかにも眼を向けるようにしよう。
そうすることでニュートラルな立場から自分を把握できるようになり、
次の始まりを、スムーズに迎えることができる」
と言っている。
（実際の記事：http://akiramenai-40.seesaa.net/article/144003708.html）
（なんだか少し、Ｕ理論とも共通性を感じるなあ）
ここの所ずっと、周囲の動きや変化とは裏腹に、
自分自身は内向的で、内省的になっていて、
「なにか、見つめなおしたいんだろうなぁ」
なんて思っていた。
階段の踊り場にたどり着いて、
少し、今までとこれからを眺めたいような感じがしていた。
■一昨日、3ヶ月間の研修をやりおえて。
明確に、「いま、その移行期にいそうだ」と言う感覚がしている。
■今回その仕事で、長い期間にわたって、
何よりも人を大切にしようとしているメンバーと、
コーチングを一緒に探求し、
僕自身も色々なことを学ばせてもらった。
自分の力も、今の課題も、なんだか見えてきた。
なんだか自分の得意なことや苦手なこと、自分のスタイルが見えてきたし、
何よりも、今自分が持っている、
コーチング観や人間観を、洗いざらい吐き出すことができた。
「今は、これ以上も、これ以下もなく、
これが僕の全部です。」
そんな感じがしている。
■そして同時に、4日前に開いたボディ・ワークショップでは、
本当に色々な、素敵な人たちに囲まれて、
僕自身の可能性や、思っても見なかった魅力を、
引き出してもらえたような気がしている。
（ワークショップの報告：http://ameblo.jp/omoken/entry-10635875514.html）
■なんというか・・・言葉を見つけるのが難しいんだけど、
「自力と他力」の両方を見せてもらったようだった。
3ヶ月のプログラムでは、僕が
「自分の力でやろうと思って、できること」 とか、
「今の自分の実力、到達度合い、限界」が見え、
ボディ・ワークショップでは、
僕が 「何かをしようと思わないで、できてしまうこと。」 とか
「自分のこれからの可能性、気付いていない魅力」 のようなものを、
引き出してもらったような気がしている。
■そして、僕は9月13日生まれで、もう少しで誕生日なんだけど、
今回はなんだか、とても誕生日が気になっていたりもする。
今まではほとんど誕生日とか気にしなかったし、
２０歳になる誕生日も、前日の12日は全く忘れていて、
同じ誕生日を持つ友人から「１０代最後の夜はどう？」なんてメールが来て、
初めて思い出すような・・・そんな具合だったんだけど、
なんだか、今回は、妙に気になる。
28になるんだぞ、28になるんだぞって。
そして、
「9月12日(誕生日前日）に、断ち切らなきゃいけない」
そういう気持ちが、高まっている
何を、どう断ち切るのか、よくわからないなりに、
「断ち切らなきゃ」「断ち切らなきゃ」と言う思いが湧き上がって来る。
なんとなくそれは、
「弱さ。自分の力の限界としての弱さではなく、
自分を甘やかすための、人を引き付けるための弱さ」
そういったものであるような気がしている。
一言で言ってしまえば、
「きちんと大人になる」
そんな所なんだろう。
■そして、始まろうとしてることもある。
またコーチングを1から学びなおそうと、
9月から、コーチングの養成講座に通うことになっている。
10月には、ヨーロッパにセミナー講師として呼ばれている。
新しい人たちと、新しい仕事を始めそうな動きも起こっている。
そして、本当に大切な友人、
なんだかありがちな表現だけど、
「心友」なんて文字を当てたくなるような人との
再会があったりもする。
■終わったことがちらほらと見え隠れしていて
それよりも不明確ながら、始まろうとしているものの気配も見える。
２８歳は、一体どんな1年になるんだろうか？
なんだか、色々と動きの有る、景色の変わる1年であるような気がしている。
一体、どんな一年になるんだろうか？
そしてそれは、これからの人生に、どう繋がるんだろうか？
一体僕が、ここに置いていくもの・捨てていくもの、残していくものは、なんなんだろうか？
それは、充分にそれ自身の生を全うしたのだろうか？
そして僕は、これから、一体何を作り出していくんだろうか？
間奏曲に耳をかたむけながら、呼吸に注意を向ける。
誕生日という意味では、1週間と少し。
