5月末、
ソリューションフォーカス世界大会@ハンガリーに行ってきました!
(ソリューション・フォーカス=解決志向)
僕は、コーディネーター兼通訳。
大好きなピーター・ザーボのふるさとでもあり、
素敵な人たちと再会できるということで、
すごく楽しみにしていました。
【SOL前日】
ブダペスト空港から2時間、バラトン湖に到着。
道中、綿毛のようなものが飛んでいて、
なんだか幻想的な雰囲気。
既にプレ・コンファレンスが始まっていたりして、
ハンガリーの実行委員チームも動き出している。
みんなの、ホスピタリティと、歓迎の気持ち、
素敵なコンファレンスにするぞって言う気合が伝わってくる。
幸せ~。
そして、いろんな人たちと再会。
ピーター、ユリア、ステファニー、
キルステン、日本人チームの皆さん。。。
すごく暖かくて、appreciativeな、
大好きな空間。
バラトン湖をすこしクルーズ。
ヨーロッパ二番目?の湖だけあって、大きい!水平線が見える。
思索的な気分になる、美しくしっとりとした光景。
積もる話をしてばっかで、景色を見忘れたりして(笑)
ビールなんかで乾杯しつつ
前夜祭で、おしゃべり。
【1日目】
みんなで開会式!
2重の輪を作って、
音楽に合わせて握手をしあったりして、
SOLの空間ができてくる。
そう、僕たちはいつだって、
お互いを歓迎しあうことができるんだ。
お互いを歓迎するために、
相手のすべてを知る必要なんてない。
必要なのは笑顔。
そして、よいものに眼を向けるという、姿勢。
分科会では、ぺトラの・コンステレーションがおもしろかった!
参加者から1人がデモで出て、
みんなでやる。
僕も、(現在のクライアント)役で参加。
「ディープ」なはずのワークも、SF式に。
ペーシングと、リーディング、
ポシティブな部分に対する反応と、バックトラッキング。
昼食、夕食、
いろんな人と話す。
南アフリカのステイナスも元気。
夜、帰ったらベッドの上に、
ミラクル・クエスチョンの紙が。
「今から眠って、
熟睡している間に奇跡が起きて・・・・
でも、寝ているから奇跡には気付かなくて、翌朝!
どんなところから、奇跡が起きてしまったって、気付くかな?」
色々妄想してから、バタンキュー
【2日目】
全体会。
日本の企業内SFの旗手、青木安輝さんも発表
日本のSFの質の高さに、感嘆と賞賛を惜しまないヨーロッパ勢。
自分がやった仕事でもないのだけど、誇らしい。
そして、オープンスペースっていう、
フリー・シェアリングタイム。
僕もアウトプットを二つ。
ボディワークと、復興支援。
ボディワーク&SFをテーマに、参加者を募る。
その場のノリで、イタリアのMarco Metaとコラボレーション。
彼は、タンゴをアレンジしてコミュニケーションのワークしていて、
僕のワークとも相性が良くて、超楽しかった。
Marcoのいかにもイタリア人!っていう感じの情熱、素敵。
深く澄んだ瞳と、笑顔。
もう1つは、福島・南相馬の報告会。
日本人参加者の吉田さんが、僕とは別で相馬に行った人がいて、
2人でそれぞれの体験や日本の現状をみんなに話す。
みんな、一生懸命に耳を傾けてくれる。
ああ、僕たちはtake careされているんだなぁ、と実感。
吉田さんの
「日本には災害が多くて、ある意味では慣れている。
おきたことはおきたこととして、受け入れて、
前に進もうとする心性がある」
と言う言葉には、みんな感銘を受けたみたい。
マーク・マカーゴとの、議論もおもしろかった。
スモール・ステップについての議論もおもしろかった。
スモールステップは、何かをしてみると言うことであって、
目標への積み上げではないということ。
そしてフューチャー・パーフェクトは、
目標ではなく、ありたい状態、方向性のイメージだということ。
まずはすこし、何かをやってみる、と言うこと。
午後の全体会は寝坊して参加できず。
キャバレーでは、みんなで歌って踊って、
日本人チームで出し物もして、
すこし、日本のために祈ってもらったりして。
大笑いをしながら、おやすみなさい。
【SOL最終日】
毎度のことながら、夜に騒ぎすぎたのか、
全体会への参加者が少ない(笑)
みんなで、自分やSFの歴史を、シェア。
次回の開催地のイギリスチームから、
オックスフォードへみんな来てねプレゼン。
笑顔と涙のお別れタイム。
ハグ、ハグ、ハグ。
【おまけ:ブダペストで一晩】
すこし街を歩いて、
KMBだか、なんとなくAKBっぽい名前の(笑)
モダン・ハンガリアン・レストランに行く。
絶品の料理!!!
いや、もう、やばかった!
もう、なんというか、はい。
とにかくおいしかったんです!
とろけるようなスープ、
ふわふわの豚肉・・・・
そして深夜まで語り合う。
心に残るのは、
「西田さん、そのまんまの自分で良い。
型や規範にとらわれず、
もっと自分を解放して!」
って言われたこと。
あさ、空港に行くまでの時間に、
ちょっとだけ街を歩く。
大きな教会が、ちょうど礼拝を始めていて、
すさまじい迫力の鐘が鳴り響く。
中に入って、すこし見る。
キリスト教の、あの垂直的・上昇的なムード
何かを求める、上ろうとする、祈り。
美しく響き渡る、賛美歌。
胸に、ぐっとくる。
次回はイギリス、オックスフォード、
なんとオックスフォード大学の施設を使うらしく、
やっぱり行きたいなぁ、なんて思ってます。