ドイツのコーチ・トレーナーのキルステン家に来て、4日目。
ゆっくり寝て、眼が覚めて、
まずはパン屋さんについていく。
物凄くいいにおい。
そしていろんな種類のパン。
両親も驚いてる。
何でも、ドイツでは、日曜日の朝に開業することが許されている店は、
パン屋とガソリンスタンドだけらしい。
朝ごはんのパン、本当においしい!
これは日本では、多分食べられないな。
キルステンのパートナーの運転で、
アウトバーンを飛ばす。
世界に名だたる高速道路、制限速度無し。
普通に、120キロ。
飛ばしている車は、150キロぐらいか?
ライン川。
ちょっと観光地になっている、
リヒテンシュタイン(だったと思う・・・)に行く。
建物が、物凄くきれい。
数百年前の居酒屋がまだ残っているわけだ。
木彫りが、本当に素敵。
まだタルに入れる前の
酵母が入った若いワインを飲む。
物凄くおいしい、さわやか。
そしてそのままリフトにのって、頂上へ。
その間眼下には、ブドウ畑が、
ロマンだなぁ。
頂上、物凄く眺めがいい。
頂上には大きなモニュメントがあって、
ドイツ統一の記念碑らしい。
「総国民団結して、フランスをやっつけた」的な。
そういう「愛国」的なのが嫌いなキルステンは、
随分色々とジョークを飛ばしている。
爆笑。
山を降りて、
車にのって、近くの
これまた、数百年から宿屋をやっていたりするところ。
そこでオニオン・クーヘン(たまねぎのキッシュみたいなものかな)
とか、トラウト(鱒?)の燻製のサラダとか、
地元のワインとか、色々食べる。
店の中も雰囲気が良くて、料理もおいしくて。幸せ。
もう一度車にのって、
修道院に行く。
「映画薔薇の名前」の収録地になったところ。
いかにも修道院という感じの、
シンプルだけど美しい造り。
確かにここで黙想三昧は、気持ちよさそう。
何でも、ここはスパークリングワインで有名なそうだ。
おいしく試飲して、スイスのピーターとキルステンに一本づつ。
そして、アウトバーンを飛ばして帰宅。
さすがに疲れて、気がついたら眠ってた。
帰ってきて、
感謝の印に、ワラビモチを作る。
母が材料を持ってきていて、
その手伝いを俺がして、
父が時々、謎の口出しをする感じ。
そして、昼寝して。。。
7時ぐらいにおこされて、
日本にも有るイケアの特大袋を抱えて、
スーパーに行く。
さすがヨーロッパという感じの、でっかいスーパー。
外国特有の、特大のカートを押しながら買い物。
何が驚いたかって、
肉製品の多さ。ハンパじゃない。
普通の小さいスーパー1店舗分ぐらいの量の、
ソーセージ、サラミ、肉、ベーコン、ハム・・・・・・・・
或はコンビ二3店舗にひたすら肉が並んでる感じか。
さらにチーズ等の乳製品もぎっしり。
後は、ポテトの量も多かったな。
それに比べて、
魚の少なさ!
生魚は、10種類ぐらい。
それも、乾いてるというか・・・かなり鮮度が落ちてる。
燻製などの保存魚が、これまた10種類ぐらい。
それだけ。
これでもここ一帯では、
一番魚が手に入る場所らしく、
普通のスーパーには魚コーナーすらないんだってさ。
驚きつつ帰って、
ゆっくりしつつ、
ピザを食べる。
何種類か頼んでると思ったら、
1人1枚だったからびっくりした。
みんなでシェアすると思って、
味のバランスを考えてマッシュルームにしたんだけど、
いらぬ気遣いだったらしい。
マッシュルームピザ1枚を与えられる。
腹いっぱい。
そういえば・・・・こんな経験をアルゼンチンでもしたな。
あの時はアイスクリームで、
1種類ぐらい選ぶようにいわれて、
みんなで食べると思ったから、味の配分を考えて頼んだら。
1リットル丸ごと渡されてたまげた。
残すわけにも行かないと思って全部食べたんだけど、
寒くなって大変だった。
あれに比べれば、ピザはなんとかなるな。
マッシュルームピザはあっさりしていておいしかったし。
生地は薄めで、日本のクリスピーとパンピザの間ぐらい。
食べ終わってから、
ワラビモチを披露。
子どもたちは、匂いをかいで退散。
(キナコに匂いがって、それが変な匂いに感じられるなんて、
想像もしたことがなかった。 そういえば、そうだよね。)
キルステンは喜んでる。
ドイツでどうやって日本食を作るかとか、
どうしても味噌汁がまずいけど、
多分手に入る材料が悪いんだろうなんて話をして、
明日からのバーゼルへの旅や、
ルクセンブルクに行くとしたらどうやったらいいか
意外とパリにだって簡単にいけるんだよなんて話をして
おやすみなさい~。