ささやかなパーティと、映画の話。
ものすごく忙しく、倒れるんじゃないかと心配になった4、5月が終わり、
先日、一日だけ何も仕事しない日を作った。
名づけてロウアーセルフの日別名ダメ人間の日。
そんな事いいつつ、昼間はちょっと、働いちゃったんだけど。
下北沢での用事を終わって、
せっかくだからとウロウロしてたら、フリーマッケッとをしてる。
威勢がよくて、おもしろくて素敵なお姐さんたちが開いているお店で、
(もちろん下北沢だから、アングラ的な服装をしてるわけです。マイルドなヒッピーみたいな)
なんと、テレビを発見。
500円で購入。アナログ・ブラウン管
頼み込んで、非売品のイケアの袋を200円で買って帰宅。
レンタルビデオ屋に行き、散々悩んだ挙句、
古典SF映画、「ブレードランナー 」を借りる。
ロッテリアで、セットを購入(絶品チーズバーガー、チキン、ポテト、ジンジャーエール)
スーパーでビールを購入。
そして・・・テレビとDVDプレイヤーを接続し、
お酒を飲みつつ、ジャンクフードをむさぼりつつ、映画の世界に浸る。
ビールがなくなったら、ジンジャーエールに泡盛的なお酒を混ぜて、飲む。
うへへぇ~
しかし、1人で酔っ払っても、やっぱり楽しくないね。
たまたま嬉しい知り合いが電話をかけてくれたので、
1時間くらい話しこむ。
おかげで楽しい夕べとなった。
で、もう1つ嬉しいこと。
それは、ブレードランナーが素晴らしかったこと。
ど、ど、度肝を抜かれた。
こんなに凄い映画が、昔にあるとは。
2001年宇宙の旅と並べられる名作だと言われるのが、わかった。
・・・・・・そんなわけでここからは、鼻の穴を広げ、
マニアックに飛ばします。
興味のない人は、ここまで。
ようするに、楽しい日々を過ごしていますってことでした。
4、5月はホントにがんばったよ。
中学生向けのファシリテーションとかも初めて、
エクアドルにも行って、ルーマニアにも行って、学童で働いて、
なかなかチャレンジに満ちた2ヶ月だった。
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さてさて、ブレイドランナー
だってさ、ブレードランナーの原作は
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」なんだけど、
普通、「あの素晴らしい小説(原作)の映画版」って言われることが多いのに、
この作品に関しては、「あの有名な映画の原作」と言うように言われることが多いんだ。
つまり少なくとも、映画のすばらしさが未だに評価されているってことで。
実際に映画を見て、本当にそうだと思った。
でも多分、まだ読んでないけど、原作も素晴らしいんだろうな。
ネーミングの意味がよくわからないんだけど、
「刃の上を疾る者」と言う意味かなぁ。これはこれでかっこいい。
と思ってたら、ぜんぜん違う意味だった。
詳しくはウィキペディアを
高校生の頃、筒井康隆とか小松左京とか、
息をするようにSF小説を読み漁っていた少年としては、
こういう作品に出会えて、嬉しかった。
前スターウォーズ(エピソード4-6)の、クリエイターの息遣いが、
カウボーイビバップのブルース感が(ミュージックもなんだか似てる)
GATACAの切なさが。
トータルリコールの、かっこよさが。
2001年宇宙の旅を超える映像日が。
マトリクスについて、よく
「あれは日本のアニメのパクリだよ」と言う話を聴くんだけど、
そしてそれは、僕も本当にそうだと思うんだけど、
ちょっとまて、その前に、この作品が存在しているじゃないか!
ここに、すでに、全てのエッセンスが詰まっているじゃないか!
なんて思った。
(個人的には、それでいいと思う、僕たちは先達の影響を受け、
その上に新しいものを積み上げながら、本質を貫きながら、
創造し想像し、前進し続けていくのだから)
個人的には、スターウォーズよりもマトリクスよりも、凄いかも。
GATACA 的な感動を覚えた。全く話のジャンルは違うけど。
少し重めの、色々考えさせられる映画でもあり、
ダメ人間DAYには不適だったかも(笑)。
ちなみに2001年宇宙の旅、
2010年、2061年、3001年って言う続編があるの、知ってた?
2010年は映画にもなっているし、
アーサー・C・クラークが書いた小説版では全部出てる。
2010年までは読み、3001年は持っているんだけど、
2061年宇宙の旅が手に入らない。