祈るべきは、パリのためではない。
世界のために祈ろう。
パリの2日前に、ベイルートが空爆でめちゃくちゃにされ、
なのに、まったく報道されていない世界のために。
バグダッドでの葬儀に、爆弾が落とされ、
誰もSNSに、「バクダッド」という言葉すらつぶやかない・・・
だれも気にしない理由は、その爆撃では、
白人が一人も死んでいないということ。
そんな世界のために祈ろう。
祈ろう。
難民問題がテロリストの攻撃の原因だと非難する世界の為に祈ろう。
襲撃者と、パリの人々とまったく同じ理由で逃げ回っている人々との違いを、
一旦立ち止まり、区別しようとすらしないこの世界のために。
そんな世界のために祈ろう。
祈ろう。ただわずかの荷物を背負い、
何ヶ月も歩き続けて来た難民が、
あなたはどこにも受け入れ先がないと伝えられる世界のために。
パリのための祈りを、心から唱えよう。
だけどもっと、祈ろう。
守るべき家や故郷すらなくしてしまった人たちのためへの祈りをもたない、
この世界のために。
見慣れたビルやカフェのある街角だけではなく、
いたるところが崩壊しつつある、この世界のために。
“Pray” By. Karuna Ezara Parikh
https://instagram.com/p/-DmUOwJ0tC/
西田による試訳
協力:Rika Yasui さん。ありがとう!
翻訳の至らなさ、不正確さの責任は、すべて西田に帰します。
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【追記】
お問い合わせをいただいたので・・・
シェア、自由にしてください。
訳文のコピペも、OKです。
原作者への敬意として、
以下の部分だけは、必ず付加していただけるようお願いします。
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“Pray” By. Karuna Ezara Parikh
https://instagram.com/p/-DmUOwJ0tC/
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この作者の祈りが、あなたの祈りが、僕の祈りが、あなたの大切な人たちの祈りが、
そして、僕たちが知らない人たちの祈りが、
届き、伝わり、ほんの少しでも、形になりますように。
あなたの祈りが、あなたの大切な人たちの祈りが、
ほんの少しでも、報われますように。