僕が心からおすすめする本、ジャレド・ダイアモンドの作品の、
わかりやすい解説を発見しました。
「イラストでわかる『銃・病原菌・鉄』」
http://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2016/01/22/073000
これ、うまいことポイントつかんで、よくまとまってるなぁ。
・・・とはいえ、世界や世界の姿に興味がある人や、
「先進国」とそうでない国がどうしてできていったのか、
違いはなんだったのかについての問を持つ人は、
是非一度、しっかりと書籍を読んで欲しい・・・
やっぱり全然深みと厚みが違うし、
この作品は、もう論考というか、文章としても、本当に美しいんだよなぁ。
この本は、「自分たちは他の人種よりも優れてる」って信じてる人にも、
一度読んでみて欲しいなぁ。
なかなか科学的で高度な内容ではあるけれど、
まさか、「他の人種よりも優れてて頭よくて知性的で理性的な」、
人ならば、この程度の一般書、読みこなせないはずないので(笑)。
・・・それと、ちょっとヒトコト。
この本は、人種差別への反論としてもすばらしいものなのに、
その要約であるこの記事が、
ジェンダーのステレオタイプを思いっきり反映している対話文になってるのは、
興味深いというかなんというか。
あまりにも露骨過ぎて、俺、一瞬シェアためらったもん(苦笑)。
これは、原作者はこんな態度をとっていないので、
まとめた人自身の問題だけど。