「灰と幻想のグリムガル」見終わり、「クレイモア」読み終わりました。
どちらとてもよかったです。
うーんと、両方とも、かなり荒唐無稽な設定なので、
そのあたりでちょっと引っかかるひとも多いかなぁと思いつつ・・・
筒井康隆とか不条理モノも好きな僕としては、余裕で許容範囲内だったりして。
っていうか「ぼくらの」とか、さらに不条理な気もしたりして。
グリムガルは、「北の国から」シリーズっぽいというか、
きれいな作画の背景で、
ひとつひとつのシーンを、間、というか時間と言うかを多めにとって描いてて。
あと、僕は声優さんは知らないんだけど、
多分声優さんがすごく上手に感情を表現してるんだろうなぁ。音楽もよかった。
テレビゲームにあまり愛着のない僕には、
ゲームっぽすぎた気もするけれど、全然普通に楽しんだ。
クレイモアは、前からちらっと立ち読みしたことがあって気になってたのが、
おわったから大人買い。
大いに楽しみました。こっちは、作画が好みじゃない人も多そう。
ぼくも登場人物の顔が似すぎてて(そして登場人物多くて)
誰が誰だかわかんなくなった瞬間が2-3度。
「あさきゆめみし」はもはや、末摘花と中将以外は、
皆さん同じ顔にしか見えくなったので、それに比べればもう感動的にわかりやすく(笑)
こう、なんか、作者さんの中に鬼が住んでるような感じなのかなぁと思いつつ。
満足でした。
話しずれるけど、最近、SFと歴史モノを両方書く人が増えているかなぁと言う気が。
ああ、でも田中芳樹とか小松左京もやっぱり昔の話かいてるよねぇ。
増えてるかどうかわかんないけど、僕としては、それは素敵なことかな。
っていうか、そういう作家のおかげで、僕は多分、
歴史のおもしろさに触れるきっキッカケをもらったと思うので。
今ないかもしれない世界を描くということ、そこに、体験していない現実を作りだし、
一つの世界と、その社会や文化や自然と、
そしてそこに生きる人を想定するということ。
そして、結局、どこでも変わらない、人の姿を描き出すこと。
そこは、SFも歴史も一緒だもんね。
あ、ちなみに、ファンタジーとSFも一緒だと思うんですけどね。
電気使ってるか魔法使ってるかの違いで(笑)
そして、いろんな人に勧めてもらった「まどまぎ」は、
”4話までは見てみるといいかも!」というアドバイスにのっとってみてみたんだけど、
やっぱりちょっと脱落。。。(笑)