コーチのML投稿したメールです。
みなさま
こんばんは、ひろです。
今日はほとんど1日中家にいて、
2時間×2回、養成スクール6期の自主グループコールに参加させてもらいました。
ここ2日、心の状態が上がったり下がったり、でした。
一気に疲労感を感じて、落ちこんだり、
コーチングや仲間がいる幸せに涙を流したり、
極端に、上がり下がりしていました。
恐怖とか、無力感に引きずられる自分を、
なんとかテンションを上げて乗り切ろうとする・・・
そんな感じでした。
震災そのものと直後は、怖い経験ではなかったです。
むしろ苦手な予定がキャンセルされて、ラッキーぐらいな気持ちで。
出先で一泊して・・・帰宅してから、
実は大きな被害が出ているんだとわかり、
さらに原発など、被害が広がる可能性もあるとわかり、
じわじわと怖くなってきました。
そして、ラッキーなんて思っていた自分への罪悪感とか、
何かしなきゃ、何かしなきゃ、と言う焦りとか、
さっき平本さんがメールで書いたような「コーチとして」何かしなきゃという感じとか。
リラックス、リラックスと思いながら、
とても張り詰めた気持ちだったようです。
少し何かをやると、テンションは高まるんだけど、
しばらくすると疲れきる・・・そんな感じでした。
過去の記憶が蘇りもしました。
小学生の頃、大きな被害はなかったけど体験した阪神大震災の時の、
何かしたいけど、何もできない感とか(小学生だし笑)、
9.11がおきた時の恐怖、無力感、絶望感、
それ以降、「世界平和」なんて口で言いながら、
何もできていないと自分を責める感じとか・・・
「だからこそ、今コーチングをしているんだろう、
何かができるはず、何かをやらないと」なんて思いながら、
スカイプを立ち上げてみたり、
メールを転送してみたり、
ブログにメッセージを書いたり。
おそらく「今何もできなかったら、コーチングに出会った意味も、
10年探してやっと見つけた自分の存在意義も、なくなってしまう」
そんな恐怖感があったんだと思います。
3回のグループコールで、少しずつそれが抜けていきました。
Tさんの「すれ違う人全員に微笑みかけるようにしている」
涙ながらのTちゃんの「みんなの声が聞けてよかった」
自分に向き合おうと会えてコールをしてきたLさん、
Kさんの優しい言葉と、笑い声・・・
みんなから、勇気や希望をもらいました。
僕達でも何かできるし、何かやっているんだと。
チームフロースタッフさんの、いつも変わらない、眼に笑顔が浮かんでくる声、
「震源地から離れている人も、ある意味では被災者なんだ。
無力感や心配、罪悪感、不安なんかを体験する
だから自分自身もきちんとケアして欲しい」と言う話し
講師の大樹さんの、いつも通りの切れのいいコメント、「コーチとしての思い込み」の話・・・
僕たちが、影響を与えられるんだということ。
僕たちはいつでも、人生をつくっていけるんだということ。
そして僕たちは、それをサポートできるという話。
そして夜、平本さんが飛び入り参加してくれて、スカイプセッションと、話がありました。
こんな時こそ大切なのは自分軸。どんな人生にしたいのか。
そして今はむしろ、粛々と目の前の課題をこなしてほしい
有る意味では、いま時点では、震災に関してはできることはないと思ったほうがいい。
しばらくすれば、僕たちができることはいくらでもある。
だから、今は自分自身と仲間のメンタルケアをしよう。
人間だから、怖いものは怖い。
そんな話を聴きながら、
そしてそれを体現するセッションに耳を傾けながら、
僕の中の緊張感とか、焦りが流れていきました。
今は、明日、いつもと変わらず、落ち着いて、誠意をこめて、
仕事をこなそうと思っています。
そして、自分のことを褒めてあげよう、いいところを見つけてあげようと思います。
そして少しだけ、無理せずできそうなことがあればやる。
ちょっと元気な声で友達に電話してみるとか、
ちょっと楽になれそうなメッセージを伝えるとか。
僕たちは、ちっぽけだけど、
全ての事はできないけれど、
何かができるし、すでにやっている。
これから必要とされることもある。
だから今は落ち着いて、
自分の身の回りを大切にしようと思います。
そして、
こんな状況でも支えあえる仲間がいること、
成長のプロセスを共有できる仲間がいること、
一緒にこれから先を望める仲間がいること、
そんな仲間に出会えた幸運に、
感謝、感謝です。
おやすみなさい。
皆さんと、皆さんの大切な人たちにとって、
希望ある一週間でありますように。