失望したとき、
期待はずれだったとき、
がっかりした時、
失敗した時。
それも結構おもしろかったりする。
何がおもしろいかって、立ち直るプロセスが。
もちろん、うまくいけばうれしいし、
偶然でも成功したら素晴らしいし、
自分の力でうまくいったなら、本当に素敵。
やっぱり人間って成功を体験して
自信をつけて、知恵を学んで
次に挑戦するんだと思う。
だけど・・・・
望みどおりの結果じゃなかった時、
期待していたことが裏切られた時、
自分の力のなさを思い知らされた時。
やっぱり辛いし、悲しいし、自分を疑うし、
運のなさを呪ったり、あきらめたくなる。
だけど、そこから立ち直るプロセスが、
ものすごくジューシーだったりする。
だって、失敗から立ち直るということ自体が、
立派な成功体験だから
誰かに期待を裏切られたようにに感じて落ち込んだなら、
立ち直るというプロセスを通じて、
自立心が身につくかもしれないし、
人を許す寛容さを身につけるかもしれない。
失敗して自信をなくしたなら、
立ち直るというプロセスを通じて、
開き直りを身につけるかもしれないし、
助けを求める勇気を手に入れるかもしれない。
疲れ切って勇気をなくしたなら、
立ち直るというプロセスを通じて、
自分を大切にする知恵を身につけるかもしれないし、
自分の持つ夢を、もっと本気で信じる覚悟が身につくかもしれない。
・・・そして何よりも、
そんな失敗をしても、不完全でも、100%幸運と言うわけではなくても、
今を一生懸命に生きている、かけがえのない自分がいることに、気づく。
どれだけ小さくても、他の誰でもない、かけがえのない自分がいることに気づく。
だから、失敗したら、
ぐっと踏ん張って、立ち直る。
そうやって何度も立ち直っているうちに、
失敗を防げるようになったり、
失敗しても平気でいられるようになったり、
立ち直るまでの時間が短くなったりする。
そして自信がついて、もっとおおきな挑戦ができるようになる。
失敗から立ち直る事だって、
充分な成功体験なんだ。
だから、勇気を持って飛び込もう。
意外とうまくいってしまうかもしれないし、
うまくいかなかったら、もう一度やってみればいいし、
落ち込んだら、立ち直ればいい。
どの結果がでたって、前進につながってしまう。
失敗から立ち直る事だって、
充分な成功体験なんだ。