「コーチングダイス®」をリリースしました ▶ 詳細

行動規範

コーチングダイス®を扱い、セッションを行うことは、コーチングを行うことに準じます。コーチングダイスを扱う資格を持つ者として、大切にすべき考え方や価値観を以下に示します。

コーチングダイス®・プラクティショナー行動規範

コーチとしての役割は重大であり、私たちの行動がコーチングのプロセスとクライアントに大きく影響します。以下は、コーチングダイス・プラクティショナーが、クライアントとの関わりやコーチングセッションを提供する上での方針となります。

  • 守秘義務の厳守
    クライアントからの情報は、コーチングを受けたという事実も含めて絶対に第三者と共有せず、許可なく公表しません。また、コーチの利益のために悪用しません。
  • クライアントへの真心を持った関わり
    クライアントの最高の姿を信じ、クライアントが自ら解決策を見つけるという信念をもって、心からのサポートを提供します。
  • クライアントへの尊重とサポート
    クライアントの抱える問題の大小に関わらず、すべてを重視し、彼らの学習と行動を支援します。
  • 自己管理の実施
    自らの行動や探究心の欠如がクライアントの進歩を阻害しないよう注意します。
  • 多重関係への注意と配慮
    多重関係のあるクライアントについては、その利害や力関係に配慮し、また原則として有料での支援をしません。
  • コーチング業界への敬意
    コーチとしての職業全体と、その中で働くすべての人々に対して敬意を持ちます。
  • 合法性の確保
    クライアントとの関わりや契約において、常に法と秩序を守って行動します。
  • 報酬に関する透明性
    クライアントの成果に基づく報酬や割合報酬の契約を結ぶことはありません。
  • 企業契約における個人尊重
    企業との契約でも、個々のクライアントとの守秘義務と尊重を維持します。

倫理規定は ICF CODE OF ETHICS 国際コーチング連盟の定める倫理規定 に準じます。

コーチングダイス®・リードインストラクター行動規範

コーチングダイス・リードインストラクターとしての役割は、コーチングダイスの理論を正しく捉え、コーチングダイス・プラクティショナーを養成することにあります。その行動が、コーチングダイスを学ぶ方々やそのクライアントに大きく影響します。参加者との関わりや講座を提供するコーチングダイス・リードインストラクターは、コーチングダイス・プラクティショナーの行動規範に加え、以下の方針を大切にする必要があります。

  • ヨコの関係
    リードインストラクターは、コーチングという終わりなき学びの途上にある仲間であるという自覚のもと、対等な関係性での講座の提供を心がけます。
  • 参加者への敬意
    人は、体験から学び、自分なりに試行錯誤をしながら成長していく力があるという信頼のもと、真心を込めて講座を提供します。また参加者の意見や結論が、自分とは違うものでも尊重し、学びあいます。
  • コーチングプロセスへの信頼
    教え込むのではなく、参加者が自分自身で考え、自分なりの答えを見つけ出すことを支援するために、コーチングを活用します。
  • 自己一致
    自らが伝えていることを、仕事や人生において、できる限り実践します。
  • 不完全である勇気
    私たちが参加者の失敗や成長を歓迎するように、自らのわからないこと、うまくいかないことも受け入れ、必要に応じて学んだり、他者の支援を求めます。
  • 自己研鑽と相互支援
    自らも学び、成長し続けます。また、インストラクター同士知恵を出し合い、お互いの成長と挑戦を支援します。