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パチャママへの旅:プロローグ

エクアドルヘの旅が始まるまでの、きっかけとか、色々。

■きっかけ
去年の10月ごろ、ちょうど今みたいに時間ができて、
これからの方向性を考えるタイミングで、
チェンジザドリームシンポジウム というワークショップに参加した。

 

で、プログラムの素晴らしさ、レベルの高さに、たまげた。

 

行くまでは、どうせ「地球を大切にしましょう」的な、
ちょっとかびくさい、社会運動系のワークショップだろう、
でもまあ、安いし、企業研修の先輩も勧めてたし、な、ぐらいで。

期待値はものすごく低かったんだけど、
ものすごく、レベル高かった。

 

押し付けがましくない。そして勇気をくれる。

とても冷静な立場から、今この世界で起こっている、
困難なことも、すばらしいことも、突き放して見せてくれる。

そして、「それでもできることがある」「何かができる」という力をくれる。

 

そして、ただ僕達に、考え、気持ちをシェアし、
これからの自分と未来に思いを馳せる・・・そんな時間をくれた。

 

思考も感情も、とても揺り動かされる、
そしてとても、地に足の着いた希望に満ちた、数時間だった。

 

■旅の話し

で、素晴らしいプログラムだなぁなんて思ってたら、
別のコーチが集まった忘年会で、
チェンジザドリーム関連の別の人に出会った。

 

またこの人が、なんだかおもしろいテンポの持ち主で、
知性と暖かさを兼ね備えた、とびきり魅力的な人なんだけど。

 

その人から、今チェンジザドリームの人たちで、
プログラムの出所であるエクアドル、アチュア族の人たちに、
本当に会いに行ってしまおうというツアーがある事を聞く。

 

そこで何かが僕の意識をとらえたらしく、
僕の突撃スイッチが入る。
「そこって、通訳とか、募集してませんか?
ぼく、英語とスペイン語できますけど。」

 

だめもとで言ってみたら、なんと、向こうも必要としているとのこと・・・・

 

■説明会に参加して、活動の代表をしているヒデさんと話した。
説明会もおもしろかった。みんなの雰囲気がいい。
で、説明会に来たリチャードと言う人の話もおもしろかった。

 

アチュア族の人のほうがはるかに、肉体的にも健康的なこと。
アチュア族の精霊に関する話も興味深かった。

 

言葉の端々に、リチャード自身の生き様みたいなのが伺えて、
これもなかなか、素敵だった。

 

あと、「あ、この旅は本物だな」と思ったのは、
リチャードが、「日本に帰ってから、なぜかやっている古武術が上達した」

 

と言ったのは、合氣道をやっていて、
意識の変容がどれほど体や武道に影響を現すかを実感している僕に、
とても納得感があった。
(この話、後から聴くと、武道をやっていない人にもなぜか説得力があったらしい)

 

もう1つ、素晴らしい旅なんだろうなと思ったのは、
団体での飛行機手配のために同席してくれたHISの人が、
やたらとおもしろがりうらやましがっていたこと。

 

そのHISの人は、普段はスタディツアーとかのコーディネートをしていて、
自分でも随分旅をするらしいんだけど、

 

「こんな凄い旅はない!!普通行けない!休みさえ取れれば私も行くのに・・・」
なんて、営業トークではなく、心底うらやましそうにしてた。

 

ヒデさんも存在感のある人だった。

すごくすごく、目の前の1人ひとりと、
真摯に丁寧に、向き合っているように見えた。
多くの人に尊敬され、慕われているような雰囲気が感じられたし、

またそれだけのことはある人だなと思った。

 

■で、準備

で、その後は、もうフロー状態だった、
「スイッチが入って、体が勝手に動く」、そんな感じ。

 

出発までの数ヶ月は、
お金のことで悩んだり、結局親に無心して、自己嫌悪になったり、

 

それ以外にも忙しかったり、やっぱりお金がなかったり、
色々したけど、結構気持ちのよい時間だった。

 

とにかく走って、走って、失敗する可能性は、ゼロだと感じられる、
ホントにいい感じに、フローだった。

 

チェンジザドリームの新バージョンの翻訳にも関わった。

これも、おもしろかった。

 

コンテンツも良かったし、翻訳チームで関わったみんなが、
これまた素敵な人たちだった。

 

さてさて、素敵って何度書いたんだろう?

で、出発することになるわけですが・・・・

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