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起業家、袋、みんな大好きなおやつ。

いま学んでいる国連平和大学の授業
“New Media Tools for Change(変化のためのニューメディア)”の課題で、
僕たちがいるCiudad Colon(Cidudad Colon)の毎日を取材してきました。
New media class
それにあわせて、フォトエッセイを書かなきゃいけないんですが、
ただ宿題をやって終わりってのもつまらないので、
このブログにアップすることにします。

 

(あああ、あとで翻訳しないと・・・・)
ちなみに僕たちの住んでいるCidudad Colon は、
首都サンホセから車で40分ぐらいのところ。
シウダード コロン
大きめのスーパーがひとつ、小規模なスーパーがいくつか。
中心に教会がひとつ、レストランはいろいろ。
メインの通りも5分で歩き終わる、とても小さな町です。

 

*************
小腹が減ったとき、飲み会の席で、みんなが食べてるこれ↓
Fried Chips
さて、なんでしょう?

 

ポテトチップ?
惜しい!

 

・・・けど、ちょっと違います。
この文章の中に答えがあるので探してみてね。

 

僕たちグループのテーマは、Ciudad Colonのファミリービジネス。
町の中心から数百メートル離れたところにある、
プラスチック包装の工場にお邪魔しました。
セニョール
この方が、社長さん。

最初は別の会社で営業やライン管理などをして、
10年ほど前にこの仕事を始めました。
最初は、プラスティック袋を買い取って、ほかの人に売る仕事。

 

元手もほとんどなく、
親戚から中古車を買い取って仕事を始めたようです。

「独立したばかりのころは、週6日以上、朝の7時から23時ぐらいまで、ずっと働いてた。
サラリーマンだったときは、給料もよかったし休暇もあったんだよ。
でも、人に指図されるのが嫌いでさ」

 

品質を守り、約束を守り、地道に仕事をしていくうちに、
少しずつビジネスが広がったそうです。

 

最初に購入した、プラスティック袋を製造する機会は、
いまも工場の片隅に残っています。
一号機
スタッフは6名前後、
お客さんは30社ぐらい。

 

けして大きな会社ではありません。
ただ、きちんとした品質管理と、丁寧な仕事が評価され、
HPも持たず、営業活動もしていないんだけど、

口コミでお客さんが増えてきたそうです。
社員さん
今では輸入した大きな機械を抱え、
フィルム原料
↑こんな原料を、
films
↑こんなフィルムにして、

↑袋にするところまでやっています。

 

製品の多くは、食料品を入れるためのもので、
コーヒー豆や、
ポップコーン、
その他いろいろなおやつ類。

 

取材の終わりごろに、偶然お客さんが現れました。

 

なんと、いつも僕たちが食べている、
ポテトチップをはじめ、

 

最初のほうの写真に会った、
キャッサバチップ(甘くないサツマイモチップみたいな味)や、
プラタノチップ(甘くないバナナチップって感じ)
などを製造している方でした!!
いつも、スーパーで見かけて、
たぶん一番よく買ってるブランドでした。

 

地元で揚げて、地元で作った袋につめて、
地元のスーパーで売ってるなんて想像もしてなくて、
思わず、興奮しちゃいました。

 

今この会社は、
工場の敷地を2倍に広げ、
製造ラインをより効率化することに着手しています。

 

「日本の機械でいいのがあってさ、
プリントもきれいだし、ラミネート加工(2重加工)で、
とても丈夫な袋を作れるのがあるんだ。
あれが欲しいんだよね」

 

なんて話も聞かせてくれました。
最後に社長、仕事してて、よかったって思うときはどんなときですか?

 

「私の会社は、環境にも気をつけてるんだ。
出たものはすべてリサイクルして、
できるだけ自然を汚染しないようにしている。
あとは、僕の家族や、
社員の家族の生活を、私の工場が支えていることだね」

 

どこの国にも、どんな小さな町にも、
未来に思いをはせ、自らの手で人生を切り開く起業家が、
いるんですね。
コスタリカの夕日
取材の後、夕日を見ながら、
チップス屋さんがわざわざもって来てくれたキャッサバチップを食べるのは、
なかなかオツでした~♪

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