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西田について

西田博明

株式会社Tomoni 代表取締役
厚生労働省認定 公認心理師
国連平和大学(コスタリカ)修士
アナザーヒストリー認定コーチ

転換期の仕掛け人として、国内外にてコーチング/ファシリテーションを提供している。
内閣府のプロジェクトや、大手上場企業から、伝統工芸の工房まで、「自らを変えよう」とする人や組織に伴走する。

これまでの経緯

大阪出身。
小中学校で落ちこぼれ、疎外感を味わう。

高校時代にノルウェーに留学。
帰国直後の9.11同時多発テロをキッカケに、 人が国や文化の違いを超えて、 お互いを理解し、協力しあえる道を模索し始める。

2002年国際基督教大学(ICU)に入学。
在学中に姉を亡くし、そこからカウンセリングやマインドフルネス、インテグラル思想を学び始める。 チリへの留学を経て卒業。

ベンチャー企業で人材関連事業の立ち上げに従事するなかで、 コーチングに出会う。

2008年株式会社おもしろい研修(2019年株式会社Tomoniに改名)を設立、コーチ/ファシリテーターとして活動を開始。組織向けのチームビルディングや組織開発、個人向けコーチングとともに、ヒューマンスキル研修の提供を開始。

2013年にコスタリカの国連平和大学(UPEACE)に留学。
50カ国以上の学生とともに、平和構築や社会変革について、 そして自分が世界とどう関わっていくのかについて探究した。そのなかでコーチングの可能性を再認識し、修士号を取得。

帰国後にコーチ活動を再開。 「人生の転換期」に直面した経営者やフリーランサーにコーチングを提供する傍ら、「コーチを育てるコーチ」として、国内外でコーチ育成にも貢献。9カ国でのワークショップ実施を含め、海外滞在は40か国以上。ファシリテーターとして、組織開発やチームの活性化、葛藤解決などを手掛け、高い信頼を得ている。

近年は、コーチ/ファシリテーターの枠を超えても活動。
町おこしや、伝統工芸支援の分野でも、ビジョン策定、デザイン導入や、新商品・新ブランド立ち上げの支援などを手掛け、日本の文化保持、世界の多様性の確保に尽力している。

2021年大阪成蹊大学非常勤講師(キャリア)就任。
留学・仕事を含め、海外経験は40か国以上。 日本社会特有の常識や思い込みに縛られず、 多角的で自由な質問で本質に光を当てる。 目の前の人の歩いてきた道、未来への願い、 本人も気づいていないこだわりや特徴、 つまり『人生の物語』が大好物。 目の前の人の5年後10年後の姿に意識を向け、 今を伴走する。

幼少期は泥団子づくり、小学校では図画工作、中学校からSF小説、 大人になってからアニメと漫画も好きになる。 おすすめは、「鋼の錬金術師」「風の谷のナウシカ漫画版」「アイの物語」。 苦手科目は算数で、得意なのは自腹を切らずに海外に行くこと(笑)

西田の原体験

私の原点は、 18才の時にみた、ある少女の姿です。

その女の子は、テレビの向こうで可愛らしく、ケラケラと笑っていました。
カールした金髪にスカイブルーの目。

僕の初恋の女性に、少し面影が似ていました。

… 続きを読む

僕は高校生。18才。ノルウェー留学から帰ってきたばかりでした。

帰国してすぐに、9.11米国同時多発テロが発生。 アメリカのツインタワーに飛行機が激突し、 そのまますぐに、アフガンでの対テロ戦争がはじまりました。 世界中の友達の安否が、心配でたまりませんでした。

ニュースで写っていたのは、アフガニスタン。病院か難民キャンプのようなものだったんだと思います。 5-6才ぐらいの女の子が、ケラケラと笑い続けていました。

その子は、 ちょうど留学先で恋をした年上の女性と、少し顔立ちが似ていて・・・ 甘酸っぱい気持ちで、その女性のことを思い出しながら、 テレビを見ていました。 その時、耳に飛び込んできたキャスターの言葉が、 僕の人生を、変えてしまいました。

「この女の子は、楽しくて笑っているんじゃないんです」
「この子は空爆を受けて、それからずっと一人で笑い続けているんです。
  精神に異常をきたしてしまったんです。」

文字どおり、頭が真っ白になりました。

 

僕が恋をした女性の妹や、親戚でも不思議じゃないような女の子。

それも、何の罪もない女の子が、空爆で発狂して、笑い続けている。

僕はこんなことが起きることが、ただ受け入れられませんでした。

こんなひどいことは、止めたかった。なんでもいい。何かしたい・・・
でも、高校生だったその時の僕に何ができるか、全くわかりませんでした。

むしろ僕はコミュニケーションが不器用で、身の回りに、嫌いな人も仲良くできない人もいっぱいいた。世界平和どころか、身の回りですら平和を創れない。 自分のちっぽけさに、打ちのめされました。


詳しくは、こちら: 「2001年、夏」 


だけど、諦められなかった。

ほんの少しずつ、僕の人生の方向性が変わり始めました。

高校生としての毎日を送りながら、 考えつけました。

 

人や社会がどう動いているかを知りたくて大学に入り、

合気道や瞑想に出会って「心の平和」の大切さを知り、

姉を亡くしたことから、家族との関係がぎくしゃくして、

 

あまりの孤独感に、生きる気力を失ったり、

 

素敵な恋をしたり、素晴らしい仲間と出会ったり、

世界中の素晴らしい先達から多くの教えを受けたりしました。

死別についての記事:
お姉ちゃんが、いた。
泣いてて、いい。(大切な人を亡くしたら)

就職して教育事業を立ち上げながら、
どうやったら人と人とがわかりあえるかを探し続けました。

どうすればもっと、自分らしく生きられるんだろう。

 

どうすればもっと、対立を乗り越えられるんだろう。

どうすればもっと、協力し合いながら、明るい未来が作れるんだろう。

世界中を飛び回り、学びを続けるうちに・・・
僕自身がコーチ・ファシリテーターとして活動し始めていました。

 

そしてあるとき、気づいたんです。

すごく小さなことかもしれないけど・・・
対話の場を開いているこの瞬間は、
その一瞬だけ、半径2メートル一瞬だけ平和が実現してるんだと。

 

僕たちが、望む未来を描くとき、 必ず、誰かの笑顔がある。

周りの人が不幸で、自分だけ幸せなんて人はいない。

そして、コーチングやファシリテーションの場では、
お互いの違いを否定するのではなく、 違いを歓迎して学びあおうとする。

「どちらが正しいか」ではなく、
「どうすればお互いのニーズを満たしあえるか」を考える。

それって、 平和な世界の、一瞬の実現・ダウンロードなんじゃないかと思うようになりました。

一人ひとりが、自分らしく生きるとき、
そして、自分の事も、他者の事も大切に生きるとき、
少しずつ、平和が広がるんじゃないかって。

 

ともに、考える
ともに、語る
ともに、挑戦する
ともに、立ち向かう
ともに、生きる

「ともに」を作ることが、僕の使命です。 

システムや権威による誘導や強制ではなく、
それぞれの想いや才能をもとにして貢献できる場。

それぞれが、自分の本当の気持ちを伝え合い、分かり合える場。
多様性を歓迎し、お互いの違いから学び合える場。
そんな場作りを通して、だれもが生きやすい空間、
対話を通して、未来を作っていける場をつくり、

そして・・・・
「全人類で、未来について話し合っていける地球」を目指して、 日々、活動しています。

西田の特徴

1982年9月13日生まれ。
【趣味】合氣道、歩くこと、読書(特にSF小説)、新しい世界を見ること。

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【得意なこと】全体をバクっと把握して変化のツボを見つけること、臨機応変に対応すること、異質な人と上手にかかわること、うまく言葉にできない「もやもや」を拾い上げて言語化すること

【苦手なこと】 数字の処理、お掃除と整理整頓、厳密なマニュアルに沿って繰り返す作業。 

【強み・傾向】 
Strength Finder:
①適応性 ②収集心 ③最上志向 ④着想 ⑤内省 (2018年)
①収集心 ②内省 ③着想 ④運命思考 ⑤指令性 (2009年)
VIA Survey:
①好奇心 ②スピリチュアリティ ③向学心 ④大局観 ⑤公平さ (2016年)
HBDI: 2211 (2017年)
各種占い:B型、おとめ座、黒ヒョウ、白い銀河の鏡 

【座右の銘】
 「Be the change you want to see in the world」(ガンジー)
「We can not do everything, but we can do something」 

【好きな作家】
 ■小説:
筒井康隆、小松左京、星新一、川又千秋、田中芳樹、新井素子 冲方丁、飛浩隆、山本弘、上田早夕里、伊藤計劃、小林泰三 司馬遼太郎、北方謙三、荻原規子、よしもとばなな、梨木香歩、辻村深月、伊坂幸太郎 アーサー・C・クラーク、グレッグ・イーガン、テッド・チャン、 ミヒャエル・エンデ、アーシュラ・K・ル=グウィン、サン・テグジュペリ

■その他:
ヴィクトル・フランクル、ジャレド・ダイアモンド、半藤一利、岡本太郎、古市 憲寿 山田ズーニー、中村天風、野口三千三、内田樹、神田橋條治 ケン・ウィルバー、アーノルド・ミンデル、チョギャム・トゥルンパ、クリシュナムルティ